記者会見【原発事故自主避難者に東京都独自の住宅支援を！】

【記者会見のお知らせ】
「原発事故自主避難者への住宅提供について東京都独自支援策の更なる充実を求めます」

2017年3月末で、原発事故避難区域外避難者（いわゆる「自主避難者」）への住宅提供支援が打ち切られます。国の避難勧告による避難者（帰還困難区域、居住制限区域、避難指示解除準備区域からの避難者）には、東京電力から不動産賠償、および精神的損害賠償がありますが、これら避難勧告地域外の避難者（自主避難者）が現在受けている支援は、福島県が災害救助法に基づき「みなし仮設住宅」として無償提供してきた住宅支援が、唯一の、そして最後の命綱です。それがこの3月で打ち切られます。

　自主避難者のみなさんへの継続支援は、現在、各地方自治体に委ねられています。東京都への自主避難者は全国最多です。昨年9月、小池都知事が都独自の支援策として、都営住宅の自主避難者優先枠を新たに100戸増やし計300戸としましたが、実際には、収入要件や世帯要件の厳しさから、大半の避難者がそれに応募できずにいるというのが現状です。

　今回、宇都宮けんじと希望のまち東京をつくる会は、これまで自主避難者のみなさんをサポートしてきた避難の協同センター、キビタキの会、原発事故避難者の住宅確保を支援する江東の会のみなさんとともに、東京都に対し、原発事故自主避難者への住宅提供について、さらなる独自支援を求めるための記者会見を行い、追加施策を真摯に検討するよう、小池知事に要請いたします。

１．日時：２月24日（金）11:00～11:40
２．場所：　東京都庁記者会見
３．発言者：　 熊本美也子さん（避難の協同センター・福島県田村市から東京都に避難）
寺島えな子さん（キビタキの会・福島県南相馬市から東京都に避難）
瀬戸大作さん（避難の協同センター事務局長）
伴敏子さん（原発事故避難者の住宅確保を支援する江東の会）
　　　　　　　　　　宇都宮健児（希望のまち東京をつくる会代表）
４．主催：　避難の協同センター・キビタキの会・原発事故避難者の住宅確保を支援する江東の会・希望のまち東京をつくる会

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※記者会見終了後、都庁前にて【原発事故自主避難者に東京都独自の住宅支援を！】街宣行動を行います。（希望のまち東京をつくる会主催）

場所　　都民広場（東京都庁前）　東京都新宿区西新宿2-8-1　
時間　　2月24日（金）　12時15分〜

※当日の天候など諸条件により、中止、もしくは場所の変更などの可能性があります。

イベントの詳細については、各主催者へお問い合わせください