トークイベント　「原発事故避難者を追いつめる「自立」の強制―住まいから見る事故8年目の現実－」

みんなで話そう、考えよう！

原発事故避難者を追いつめる「自立」の強制―住まいから見る事故8年目の現実－」

東京電力福島第一原発事故からまもなく8年、事故は未だ収束には程遠く、福島県からの避難者だけで４万を超える人々がふるさとを追われて全国各地で避難生活を余儀なくされています。国および福島県は、2017年の支援打ち切り以降、かろうじて続いていた「セーフティネット」と称する国家公務員住宅１３０世帯の継続居住を2019年３月限りで打ち切り、退去できない場合は「不正入居者」とみなし2倍使用料請求をおこなうとしています。しかし、現段階でも８０％を超える避難者が4月以降の住まいが決まっていません。次の住宅確保の手立てが保障されないままでの「セーフティネット」の打ち切りは、「追い出し」に他なりません。

原発事故避難者特有の言いにくさ、声のあげにくさもあって、避難当事者方たちの声はなかなか社会に伝わりにくくなっています。不可視化されているこの問題を今あらためて、どう社会に問うべきなのか。どう自治体や国、そして東電に対して働きかけをおこなっていくべきなのか。「自分の問題」「自分だったかもしれない問題」として、参加者全員で考えていくための緊急トークショーです。「気になっていたけど何をしていいかわからない」「避難当事者の方たちのお話をまず聞きたい」というみなさん、ぜひ、お出かけください。一緒に話しましょう！

 

日時　　3月1日（金）　18時開場　18時30分開演

場所　　　高円寺グレイン　杉並区高円寺北3-22-4 U.Kビル２Ｆ　　 tel 03-6383-0440   http://grain-kouenji.jp

料金　　　１０００円（資料代　ワンドリンク込み）

 登壇者

宇都宮けんじ（弁護士/反貧困ネットワーク代表世話人）

瀬戸大作（避難の協同センター事務局長）

松本徳子（福島原発避難者　避難の協同センター代表世話人）

Special Guest

吉田千亜（ルポライター）

鎌仲ひとみ（映画監督）

イベントの詳細については、各主催者へお問い合わせください