供託金違憲訴訟　判決／記者会見

宇都宮けんじが弁護団長を務める「選挙供託金違憲裁判」は、約3年、１２回の口頭弁論期日を経て、明日５月２４日（金）、ついに判決言い渡しをむかえます。

本件訴訟は，２０１４年１２月１４日に行われた第４７回衆議院議員選挙の小選挙区に立候補しようとしたものの，３００万円の供託金を用意することができず，立候補届が受理されなかった方が原告となり，立候補の自由等を侵害されたことによって精神的苦痛を被ったとして，３００万円の慰謝料を被告国に請求する国家賠償請求事件です。

　我が国における選挙供託金制度は，衆議院及び参議院の比例区で６００万円，衆議院及び参議院の選挙区で３００万円となっています。このように極めて高額な供託金制度の下では，国政選挙に参加したいと考える一般市民が，自由に立候補することが極めて困難な状態にあるといえます。

収入や財産に余裕のない者の被選挙権（立候補する権利）を実質的に奪う日本の供託金制度は、「法の下の平等」を謳う日本国憲法にも違反しています。この問題は、貧困と格差をなくす政治を実現するために、様々な活動をしてきた宇都宮けんじの志の中核をなす裁判でもあります。

ついに判決を迎えた本裁判、ぜひ御取材いただけますようお願い申し上げます。詳細は、供託金違憲訴訟弁護団HPをご覧ください。

 

世界一高い供託金の廃止を!!
立候補する権利をみんなの手に。
大法廷を埋め尽くす関心のアピールを！

１４：１０　入廷前アピール（東京地方裁判所前）

１５：００　判決言渡し（東京地方裁判所１０３号法廷）

１６：００　記者会見（東京地方裁判所・司法記者クラブ）　

 

 

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