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宇都宮けんじブログ

第1回 ZOOM政策トークライブ「東京にカジノって必要なの!?」(2020年6月23日)のご報告

第1回 ZOOM政策トークライブ「東京にカジノって必要なの!?」

宇都宮けんじが重点政策を専門家と語りあう「政策トークライブ」第1回がカジノ問題をテーマに6月23日にZOOMを使って開催されました。

日時:6月23日(火)20:30~21:00

宇都宮けんじ
ゲスト:鳥畑与一さん(静岡大学教授)

司会:海渡雄一(弁護士、宇都宮選対本部長)

宇都宮けんじは、都知事選に当たって掲げた3つの緊急課題の一つとして、カジノ誘致計画を中止するということを掲げています。
カジノは、宇都宮が長年取り組んできた多重債務問題が再燃する危険性がある。ギャンブル依存症が拡大される可能性もある。更には、治安が悪化し、反社会的勢力が暗躍する。こういう悪影響が重なって、子どもの教育環境も悪化するということで、地元にとっていいことは何一つなく、断固これは中止すべきだと考えており、カジノの一番の問題点は、敗者の犠牲の上に経営が成り立つということであり、人の不幸の上に成り立つようなカジノはきっぱりと中止すべきだと語っています。そして宇都宮は、東京にも、日本全国どこにもカジノを作らせないと述べています。

小池百合子都知事は、カジノを誘致するかしないか明言していませんが、小池都政は宇都宮の地元の江東区の青海地区に誘致しようと調査を進めています。しかし横浜の林文子市長が、カジノ誘致について、市長選前には白紙と言いながら、当選後、カジノ誘致に乗り出したようなことをさせてはいけません。この都知事選でカジノ誘致の是非を重要争点にし、カジノ誘致をストップさせるべきです。

カジノ問題に詳しいゲストの鳥畑さんによると、米国のカジノ企業のラスベガスサンズが、採算が取れないと日本進出を断念したと発表したように、世界のカジノ企業はコロナ感染拡大で苦境に陥り、日本へのカジノ巨額投資をする余裕がなくなっているが、日本の政治の悪いところは、一度走り出すと途中でやめることができなくなり、地方自治体も「やめます」と言えなくなることですと指摘しました。また鳥畑さんは、東京都政には、日本のカジノ合法化の口火を、お台場カジノ構想ということで始めた責任など3つの責任があると言われ、東京都は責任を持って終止符を打つべきだと言われました。そしてカジノに依存しない街づくりをするためにも、しっかりとした知事さんを選んでほしいと述べました。

カジノ誘致問題!宇都宮けんじ 政策現場リポート