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宇都宮けんじブログ

新型コロナ災害緊急アクション、東京都に要請(2020年5月8日)

〇5月8日の要請の概要

宇都宮けんじが代表を務める「反貧困ネットワーク」など、貧困問題などに取り組む約30団体で構成される「新型コロナ災害緊急アクション」は、5月8日(金)に、宇都宮けんじも参加して都庁を訪れ、東京都に対して、要望書「ネットカフェ休業等に伴うホテル宿泊者に対する法律相談について」を提出し、要請しました。

東京都は、新型コロナ感染拡大防止のため、ネットカフェ等に休業要請し、多くのネットカフェが休業していますが、都内には約4000人ともいわれるネットカフェに寝泊まりしている「ネットカフェ難民」と言われる人々がいます。東京都はその人たちの一部にビジネスホテルを提供していますが、その人たちの中には、就労したくても就労できない人、生活が困窮して生活保護が必要な人、障害を抱える人、多重債務や虐待・DV被害など、様々な問題を抱える人々が多くいます。

また新型コロナに伴う一律10万円の特別定額給付金の支給は住民票の住所に送付されますが、彼らの中には住民票がなかったり、住民票が以前居住していたところのままになっており、受け取れないなど様々な問題があります。また生活保護などにつなげるための区市町村との連携も必要になります。

今回の要望書、要請では、東京都に対して、これらの相談体制の整備と、区市などとの連携や柔軟な対応、相談会の告知などを要望・要請しました。なおこの新型コロナ災害緊急アクションの要望はNHKの報道でも取り上げられました。

〇5月9日の相談会の概要

またこの東京都への要請行動の翌日、5月9日(土)は、「新型コロナ緊急アクション」として、生活困窮や野宿されている人たちに向けた「なんでも困りごと相談会」を新宿と池袋で連携開催しました。

午後は、宇都宮けんじが共同代表を務める「新宿ごはんプラス」や「自立生活サポートセンターもやい」が主催で、日頃開催している都庁下にて相談会と同時に150人ほどの人へ食料やマスクの配布を行いました。宇都宮けんじは法律相談を担当し「反貧困・緊急ささえあい基金」からの支援体制も準備しました。

なお夕方は、特定非営利法人「TENOHASI」の主催で、定例開催している東池袋中央公園での相談会でした。そのほか設置された日用品の配布、健康サポート、理容などのコーナーなどがあり利用者の笑顔を見ることができました。

炊き出しのできない今は、お弁当やパンを中心に果物などすぐに食べられるもの、菓子やレトルトなど保存できるものが中心になります。配布は、希望のまち東京をつくる会のメンバーも手伝い、集まった300人ほどの人たちに渡すことができました。

なお、宇都宮けんじが代表世話人を務める反貧困ネットワークでは、引き続き「緊急ささえあい基金」へのご協力をお願いしています。
https://www.hanhinkon.com/

〇主催発表・関連報道

「なんでも困りごと相談会」生活・労働・住まい・法律などなんでも(無料)5/9 新宿・池袋
http://ur2.link/NWDW
(2020年5月7日 新型コロナ災害緊急アクション)

ネカフェ難民の生活相談体制要望
http://ur2.link/TyCY
(2020年5月8日 NHK首都圏 NEWS WEB)

東京都は住まいを失った人への支援の周知に消極的? 生活保護申請時のたらい回しについても、対応を明言せず
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200508-00010004-bfj-soci
(2020年5月8日 BuzzFeed Japan / 千葉 雄登)

東京都へ要望:ネットカフェ宿泊者の生活・法律相談を
http://ur2.link/ZOSo
(2020年5月9日 新型コロナ災害緊急アクション)