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宇都宮けんじブログ

ZOOM Special対談「宇都宮けんじ×前川喜平 ―不屈の2人が、都政を変える!」(2020年6月25日)のご報告

宇都宮けんじ×前川喜平 ──不屈の2人が、都政を変える!

日時:6月25日(木)15:00〜16:00

宇都宮けんじと前川喜平さんの対談が、6月25日(木)にZOOMを使って行われました。

2017年、前川喜平さんは、元官僚(文部科学省前事務次官)のトップとして安倍官邸に異を唱えました。
安倍総理の「お友達」と言われる加計学園獣医学部新設について、「条件に合致しているとは思えない」と言明したのです。

この間、前川さんは小池都政に対する問題提起をし、「都知事選は正直者と嘘 つきの戦いになる」とツイッターに記しました。
政治の透明性、都民のための都政とは──? 
公正な社会を求め、権力に屈しない2人が、都政について熱く語りました!

前川さんは、東大卒業後、教育や心を豊かにすることが重要と思い、文部省(現文科省)に入りましたが、思っていたのとは違い、非常に疑問を感じながら仕事をしてきたとのことです。しかしそれなりに仕事をしてきたので、事務次官になったとのことです。第二次安倍内閣の時です。現在の安倍内閣では、官邸による人事のチェックが厳しく、官邸に都合のよい人間しか登用されないですが、前川さんの場合は完全にチェック漏れだとご自身が言われていました。前川さんは現職の時、安保法制反対のデモにも参加していたとのことです。それでも現職の時にはなかなか発言できなかったが、退職後は、天下りもしていないので、何のしがらみもなく発言できるようになったとのことです。加計学園問題については、文科省内でも皆、おかしいと思っており、現職の職員でも、野党やマスコミに情報を提供する人も何人かいるとのことです。

安倍首相による突然の休校要請の問題、学費、学校給食無償化、日の丸・君が代、夜間中学・定時制高校、少人数学級、インクルーシブ教育などの問題について、2人は熱く意見交換しました。