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宇都宮けんじブログ

「都民の日・宇都宮けんじ新宿西口地下街頭演説会」レポート

10月1日は「都民の日」。1952年に「自治意識を昂揚し、東京都の発展と都民の福祉増進を図るため」に設けられた、都民の休日です。この日、午後2時から新宿駅西口地下にて、宇都宮けんじは、「都民の日・宇都宮けんじ新宿西口地下街頭演説会」を行ないました。

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マスメディアは築地市場移転問題を集中的に報道していますが、都政の問題は、もちろんこれだけではありません。この日は、都政のさまざまな問題に取り組む方々をゲストスピーカーに迎え、また、「困った」のプラカード持参の方々も含め200人以上の都民が集まりました。宇都宮が演説を始めると、足を止める通行人の方が多くいました。

宇都宮は、小池知事に提出した要望書小池百合子都知事へ「今すぐに取り組むべき」都政の課題10項目を提出、都議会各会派へ「今すぐ取り組んでほしい10の政策提言」+2項目、の内容また、9月28日の都議会傍聴都議会定例会本会議 初日傍聴レポートについて「知事の所信表明は評価できる点が多かったが、これからも私たち都民が監視を続けていくことが必要」と話しました。
ゲストスピーカーからは、住宅問題について「住まいの貧困に取り組むネットワーク」の佐藤和宏さん、都立定時制高校の廃止問題について「都立雪谷高校定時制の存続を求める会」の横山尚子さん、築地市場移転問題について東京中央市場労働組合執行委員長の中澤誠さんが、それぞれ取り組む問題についての現状や要望をアピールしました。また、都議会傍聴ツアーを主催する都政監視委員会の丸井英里さんは都議会傍聴ツアーへの参加を呼びかけました。

宇都宮は、「都政に関心を持ち、都議会を監視していく姿勢が、知事・都議・都庁職員へのプレッシャーにつながる。今後もこういうアクションをしていきます。私たちは都知事選からは撤退したが、都政を変える運動からは撤退しません!」と締めくくりました。

「住まいの貧困に取り組むネットワーク」の佐藤和宏さん。「住宅政策にも都民ファーストを! 東京都は黒字財政。いま必要なのは社会保障としての住宅政策。だれもが利用できる住宅を」

「住まいの貧困に取り組むネットワーク」の佐藤和宏さん。「住宅政策にも都民ファーストを! 東京都は黒字財政。いま必要なのは社会保障としての住宅政策。だれもが利用できる住宅を」

都立雪谷高校定時制の存続を求める会の横山尚子さん。「定時制高校には外国人も多い。廃止されたら行き場がなくなる人たちが大勢いる。署名を集めて届けたが、教育委員会で取り上げてくれない。これでは都民ファーストとは言えない」

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東京中央市場労働組合執行委員長の中澤誠さん。「豊洲移転は中止へと向かっている。総予算6000億円を超えている。豊洲は付近住民が喜ぶような施設に。築地は現在地で再整備を」

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