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宇都宮けんじブログ

誰ひとり路頭に迷わせるな

 本日4月10日、小池百合子東京都知事は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、休業を要請する業態や施設を公表したが、その中にネットカフェが含まれている。現在ネットカフェで生活している人は約4000人存在するといわれている。東京都は12億円の予算を計上し、住居を失う人への一時住宅等の提供を行うと発表しているが、この予算で確保できるのは500戸だけである。このままでは約3500人が行き場を失うおそれがある。小池都知事がネットカフェの休業を要請するのであれば、小池都知事はネットカフェで生活している約4000人全員の住宅の提供を責任をもって行うべきである。誰ひとり路頭に迷わせてはならない。

2020年4月10日 宇都宮けんじ