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宇都宮けんじブログ
【日本記者クラブ主催】都知事選候補者の共同記者会見(全文)(2020年6月17日)
【日本記者クラブ主催】都知事選候補者の共同記者会見(全文)
都知事選告示日前日の6月17日に、宇都宮けんじも参加して開催されました、日本記者クラブ主催の都知事選候補者の共同記者会見の内容を文字起こししたものを、以下、掲載させていただきます。
なお記者会見の模様は、下記のYouTube動画でも視聴することができます。
https://youtu.be/NJJ3iJRLw2A
【日本記者クラブ主催】都知事選候補者の共同記者会見(全文)
元日弁連会長 宇都宮健児氏
元熊本県副知事 小野泰輔氏
現職 小池百合子氏
NHKから国民を守る党党首 立花孝志氏
れいわ新選組代表 山本太郎氏
- 質疑応答①
司会 それでは小野さんからよろしくおねがいします。どなたに?
小野 よろしくお願いします。わたしはやはり現職の小池都知事に挑戦するというかたちになりますので、小池さんにお伺いしたいと思います。やはりあの現職は業績評価だというふうに思います。7つのゼロというものもですね、殺処分がゼロというのが達成できたのみだというふうに認識しておりますが、ご自身の4年間の業績がどのように推移したのか、その達成具合についてお答えいただきたいと思います。
小池 はいご質問ありがとうございます。この7つのゼロというのは都民の皆様方のニーズにこたえるということで、政策目標としてかかげさせていただきました。まずわたくしは、すべての予算に通ずる、この一環とした考え方、人に焦点をあてるということであります。いずれを見てもすべて人に焦点を当てた、そのような政策が並んでいるかと思います。中でも待機児童、これをですね、2030年にはシロにしていきたい。その中で今、この四年間に置きましては8000人おりました、8466人おりました待機児童ですがマイナス6200人ということで、現在2300人へとどまっていると。これはですね、単に2300人ではなく、毎年保育ニーズを、保育サービスを受けられる方15000人ずつ高まっているんですね。ですからこの3年間、4年間に、約45000人がニーズが高まってそして実際受けておられる中で、待機児童は減っているということであります。それから電柱につきましては、私はこれ、国の方でも動きを常にやっておりました。そして法律ができ、東京都で条例も作っております。センターコアエリアはほぼ完了しております。引き続きこれらの課題、しっかりと達成していくためにも、2030年などを目標といたしました、長期戦略を打ち立てております。ぜひとも実現して参りたいと思います。
- 質疑応答②
司会 お締めください。よろしくお願いいたします。それでは続きまして、小池さんどなたをご指名されますでしょうか。
小池 はい特にご質問をすることはございません。が、ただやはり人生の先輩であり、前回もですね、あの前々回も都知事選にチャレンジをされました、宇都宮先生、宇都宮先生も、またこれは山本太郎さんと同じではあるけれども、やはりこのあちこちにですね、様々な弱い方々にサポートしていくというためには、やはり財源も考えていかなければならなりません。そのことについて、どういうふうにお考えになっているか、伺わせていただきたいと存じます。
司会 宇都宮さんよろしいでしょうか。
宇都宮 一応都庁のですね、色んな貯金、基金をですね、それを調べてみますと、新聞報道では財政調整基金がもうかなり枯渇したということは強調されていますけれど、わたしが調べたら、3兆円近くの基金がまだあるんですね。色んな名目で。ただその基金をコロナの災害の被害者に充てるためには、条例を改正しなけりゃいけないんですね。だけどまずこの基金は条例を変えて、コロナ災害にあった都民の命や暮らしを守るための方向に使うような、そういう基金があるっていうことですね。それを使う。それからもうひとつはやっぱり、大幅な予算の組み替えがこれから必要になってるんじゃないかと思います。例えば道路の問題ですけど、巨額な予算が使われますけど、本当に不要不急の道路計画なのか、そのへんは住民の意見も聞きながら、見直して予算を生み出していきたいというふうに思ってます。
- 質疑応答③
司会 ありがとうございました。では続きまして立花さん。どなたに質問されますでしょうか。
立花 ごめんなさい、やはり小池都知事に、現職の小池さんにお尋ねしたいと思います。先程小野さんからもご質問がありましたが、7つのゼロの中で特に、満員電車ゼロについて2階建て車両の導入などおっしゃられてたと思うんですが、それよりも例えば満員時に対してたとえば、ピーク時の運賃をあげるみたいな、もう少し現実的というかすぐにできるような公約を我々は考えておるんですけれども、満員電車ゼロについてこの先どのようなお考えかというのをお伺いしたいと思います。
小池 はい失礼しました。これはですね、通勤また、働き方、これを根本から問うものでございます。また信号機をですね、信号で動いているわけでございますけれども、それぞれ前の列車と後ろの列車との関係の信号でありますけれども、これらについてもイノベーションがどんどん進んでおります。そしてまた、今おっしゃっいましたように、通勤時間によって価格を変えるというやり方もありますが、ほとんどはですね、定期なんですね。定期券でもって動いておられる方が多いということを、どう克服を考えていくのかというのもテーマだと思います。ただ、今回3月におきましてはこの30人以上の企業ですね。従業員が30人以上の企業24、25%がテレワークを導入、それがたった一ヶ月で62%まで跳ね上がっております。体感をされたんですね、テレワークを。これをどうやって制度化したり、そしてまた、後押しをしていくか、これについてですね、働き方改革この一端としての通勤列車についても考えていきたいと思っております。
- 質疑応答④
司会 はいありがとうございました。それでは続きまして山本さんどなたをご指名いたしますでしょうか。
山本 ありがとうございます。では現職の小池さんによろしくお願いいたします。小池都知事としては来年オリンピックを開催されるというような方向で一生懸命やられていると思います。その中でオリンピックが来年開催されるとするならば、その費用ですね、追加の負担という部分なんですけど、これ報道では3000億とか6000億とかいうこともよく聞かれる話なんですけど、これ都の追加負担としてはおいくらくらいかかるのでしょうか。これっておそらくもう試算されているだろうと思います。ぜひその内容を教えていただきたいと。もうすでに今考えますと、オリンピックの基金というのは、今年の予算が成立した段階でおそらくもう100億円と少しくらいしか残っていないと思うんですけど、そういう意味でも、この追加負担する分がどれぐらいの負担になるか、その試算された内容というのを教えていただけたらと思います。
小池 はいオリンピックでございますが、オリンピックパラリンピック、多くの方々が、またアスリートが子どもたちが、地元商店街が、様々な組織の方々、本当に心待ちにしておられるのが来年に延期されましたけれども、東京におけるオリンピック、パラリンピックでございます。先日、IOCの理事会で今回の2020年、21年に行われますけれども、東京オリンピックでパラリンピックについて関係者が集まりまして、大会の位置づけなど議論しております。原則ロードマップが報告されたわけで。3つあります。安全安心な環境で提供すること。費用を最小化して都民、国民から理解、共感を得られること、当然ですね。そして大会を簡素化する、シンプルにしていくということであります。今色々な数字が出ましたけれども、何も固まっているものはございません。そしてまた、国とIOCと、そして組織委員会、それぞれ役割を分担しておりますので、これらの協議を続けていくということでございます。
- 質疑応答⑤
司会 ありがとうございました。それではこれまでのやりとりを踏まえまして、代表質問団の方いかがでしょうか。
代表質問団 今日はありがとうございます。今日は、あ。宇都宮さんの質問がまだです。
宇都宮 わたしの質問がまだ残ってると思いますよ。
司会 は。ごめんなさい。どなたかご指名になりますでしょうか。
宇都宮 はい私も現職の小池さんのほうに伺いしたいと思います。コロナ対策ですけど、3月24日に五輪延期決定がなされているわけですけど、その翌日小池さんは、感染爆発の重大局面ということを強調されて、対策を強化される方向を打ち出されたんですけど、もうそれ以前からコロナの感染の危機は広がっていたと思われますけど、初動の遅れがあったんではないかと思います。その点どうでしょうか。それから東京アラートの解除の基準も極めて曖昧で、アラート解除の後に感染者数が逆に増えています。この辺の解除っていうのはかなり曖昧だったんじゃないか。それいついて、いかがお考えなのか。それからカジノの誘致計画はきっぱりと中止すべきではないかと思いますけど、その点どのようにお考えでしょうか。カジノはひとつ博打なんで負けた人の犠牲の上に成り立つ商売なんですね。人の不幸の上に成り立つようなカジノ誘致はきっぱりと中止すべきだと思いますけどいかがでしょうか。
司会 はい。宇都宮さん大変失礼いたしました。それでは小池さんよろしくお願いします。
小池 最初のご質問。沢山いただきましたのでね。カジノからいきましょうか。カジノについては後の質問から恐縮です。今お話がありましたように勝つ人っていうか、負ける人をベースに成り立っている。というようなご質問だったかと思います。一方で観光という点では誘客についてはこのメリットもある。これらメリット・デメリット含めまして、これを研究をしているということで、総合的な検討が必要だという姿勢でございます。それから東京オリンピックパラリンピックの開催にこだわったがゆえに、コロナ対策が遅れたのではないか、というご質問ですがその指摘には当たりません。今日はちょうどそのままでいきますと、雫石、岩手県の雫石を聖火リレー回っている頃なんですね。で、その中でですね、各それぞれの関係者との連携などを取る、それらのこともすすめてまいりました。しかしこれについては、コロナ対策とは別件でございまして、コロナに対してはすでにその前からしっかりと東京都として対策をすすめていた次第であります。最初のご質問なんでしたかしら。お答えしましたね。ありがとうございました。
- 質疑応答⑥
司会 それではごめんなさい。代表質問団の方いかがでしょうか。
企画委員 それではよろしくおねがいします。企画委員のカワカミと申します。今日はありがとうございます。お忙しい中。最初は今みなさんのほうからですね、小池都政4年間の評価のご質問が出ましたので、ちょうど都庁の記者クラブからも質問をこちらで頂いております中に、4年間の小池都政の評価を百点満点で採点し、その理由を簡潔に答えくださいっていう質問がありますので、それを皆さんにお聞きしたいと思います。小池さん現職なんで順番から行くと小池さんなんですが、小池さん一番最後にさせていただいて、立花さんから100点満点で何点か、その理由を簡潔に。4年間小池都政評価をいただけたらと思います。
立花 はい。えーっと1分間でいいですか。はい、一分。7つのゼロを出されてて、そのうち1つが完了したということでいえば、100割る7ということは、15点?ちょっと違うかな。かなと思います。やはりあの、先程いいました満員電車ゼロというのは、そんなに時間がかかるものではないと思いますし、特にそのテレワークですね小池知事がおっしゃった。これはもうまさに、小池都知事自らが都庁に出勤されることなくテレワークを率先してやるべきであったと。やっぱりヘッドクォーターっていうのは情報をしっかりと吟味して判断するわけですから、わざわざご自身が出勤される必要性はなかったのではないか、ということを考えております。多くの仕事は今テレワークでできます。我々政治家の仕事こそテレワークでできるってことですから、そういうことを踏まえたら100点中、7分の1の14点くらいですか。とさせていただきます。
企画委員 では山本さんお願いします。
山本 ありがとうございます。すみません。なかなか採点するの難しいなと思うんですけど、待機児童ゼロというお話をされていましたけども、これ都内の待機児童ってみるときに、これ潜在的待機児童は含まれないのかってお話になってくると思うんですよ。その数までいれるとどのくらいになるのか。まあ隠れ待機児童ですよね。これ18000人超えるような状態だっていうような話もあります。それだけじゃないですね。電柱ゼロという話もありましたけど、ゼロにはなってないってことですよね。結局どれくらいになったんだっていったら、2~3%程度、という数字も出されていると思います。失礼しました。都道で見ると2%増えました。増えないようりは増えたほうがよかったんですけど、ゼロと言ってなければ2%だったって現実ですね。他にも殺処分ゼロっていうよりも、実はゼロではなかったというような話もあります。まあそういうことを考えるとなかなか点数はつけづらいので、採点を不能とさせていただきます。
企画委員 ありがとうございます。では宇都宮さんお願いします。
宇都宮 私は当初の小池都政、大変期待しておりまして、当初の時点で聞かれたときは75点とか、80点という点数をつけた記憶があるんですけど、その後だんだん期待がしぼんでいったと。特に築地市場の豊洲移転の関係で、いったん立ち止まって考えられて、いろんな土壌汚染対策が不備があったということが明らかになりましたけど、結果としては、豊洲に移転してしまった。それから、築地は守ると都議選の時に言われましたけれど、その点もなくなってしまった。それから当初オリンピック会場の見直しも指摘されてましたけど、経費は削減されましたけど、結局はもとのさやにおさまったというようなこと。ただ待機児童の問題とか、努力されている点はありますので、わたしは今つけるとしたら30点ぐらいかなと思っています。
企画委員 ありがとうございます。では小野さん。
小野 はい。私も30点だと思っております。宇都宮さんがおっしゃったのと同じなんですが、わたしも豊洲市場の関係者の皆様にお話を伺いました。その中でやはり大幅に予定が狂ってですね、遅れてしまった。結局は豊洲に行ったわけなんですが、それによって売上も激減してしまった。そしてこのコロナによってもさらに経営ダメージを受けている。ということで大変責任が大きかったんじゃないかというふうに思います。それと先程ご質問したように、7つのゼロというのも一項目の、先ほど山本さんがそのひとつもどうなんだって話もありましたけど、非常に厳しい内容かなと。非常に小池さんも財政的には負債を着実に減らしてきたという努力もされてきました。そのことは私も大いに評価はしてるんですが、ただ最後、財政調査基金を95%取り崩したということで、非常に将来の財政運営にとって厳しいなというふうに思っております。そういうことで30点とさせていただきました。
企画委員 はいありがとうございます。現職の小池さん。なかなか自己評価難しいと思いますけれど、ご自身では何点をつけられるか、お聞かせください。
小池 立候補者の皆さんのご評価を賜りましてまことにありがとうございます。まあ今のシチュエーションはですね、皆さんチャレンジャーでいらっしゃいますので、なかなか厳しいというのは当然のことかと思います。またそのご意見なども反映させていきたいと、このように考えております。私自身の評価については、まさしくこの都知事選で都民の皆様方からいただくものでございます。同様に今点数をつけていただきました方々に対しても、都民の皆様がこの政策等に評価をつけるんだろうというふうに思っております。だからこそこの都知事選は意味があるというふうに考えております。以上です。
- 質疑応答⑦
企画委員 ありがとうございます。それではもう少し具体的な話に、質問に入らせていただきます。今回の都知事選で焦点になりますのは、コロナと五輪。今対立、といいますか争点となっているのはコロナと五輪かなというふうに思います。最初にまず、当面のコロナ対応ということで順番にお聞きさせていただきたいと思います。この質問は先程立花さんからお聞きしましたので、戻しまして、小池さんからお聞きしたいと思います。この前の記者会見で自粛から自衛の段階に入ったというふうにおっしゃっていますか、この自衛ということは、自己責任ということを意味しているんでしょうか。立花さん。すみません。山本さんや宇都宮さんが弱者への支援ということを訴えられている中で、これからさらに第2波がもし来た場合に、休業要請するときにこの間やられたような協力金というものはないというふうに考えるのか、この自衛という自己責任ととられる言葉のコロナ対応をどうされるのかということをお聞かせください。
小池 はいご質問ありがとうございます。私はこの災害というのはそれが自然災害であれ、人災であれ、3つのカテゴリーがあると思っております。まず自助、共助、公助。と、この3つであります。これまで例えば休業要請、そして感染症の拡大防止にご協力いただいた事業者の皆様方に、1店舗50万、2店舗100万というこのような協力金を支払わせていただきました。ほぼ今月中に支払いが完了ということでございまして、そして第2弾、今日から申請が始まるというところでございます。そういうことでまずそのような公助をやっているということがベースになり、さらにお店の事業者の皆様方は、やはりどうやって新しい日常の中の事業を営むかということで努力をされているわけでございます。まさに自衛をされているということでございますので、そのことをこれからも自助、共助、公助の精神で、これからも打ち勝っていきたいと考えています。
企画委員 考え方の順番としては、自助と捉えてよろしいでしょうか。
小池 今第2波に対しての備えがどうあるべきなのか、これを疫学的、また医療体制、そしてそれから社会経済の両立、この観点からもこの対策を練るためのワーキングを始めたところでございます。これからどうあるべきなのか、どういう段階になっていくのか。それはそのバランスは今後の進み方次第ということになるかと思っています。
- 質疑応答⑧
企画委員 ありがとうございます。立花さん。先程行き過ぎた自粛ということをおっしゃられましたけれど、第二波を考えるときにこれで第二波は防げるとお考えでしょうか。
立花 はい。第二波を防げるかといえば、おそらく防ぐことはできないだろうというのが私の考えです。っていうのがやはりコロナっていうのが、特に乾燥し気温が下がった冬場っていうのが11月以降に猛威を振るう可能性が極めて高いと思われます。そんな中、やはり今回の経験で言えば東京都内で40歳未満でお亡くなりになった方っていうのは、力士の方おひとりなんですね。今感染者数がクローズアップされていますけれど、やはり死者数に目を向けなければならないと。その死者数に目を向けたときにはやはり、60代以上の方。いわゆるもう現役を退いた方がコロナによって死という結末を迎える可能性が高い。ということですので、すべての方に一律自粛ということよりも、コロナによって死に至りそうな方を中心に自粛をしていただくというような考えです。以上です。
- 質疑応答⑨
企画委員 ありがとうございます。山本さん。この前の記者会見の中で都民ひとりあたり10万円というようなこともありました。そういうことも含め、お考えになっているのは、ベーシックインカムのような所得の再配分、これをやろうというふうなお考えをお持ちでしょうか。その財源は色々調べられたとお聞きしていますが、その手当は十分な確証があるかどうか、お聞かせください。
山本 ありがとうございます。間違いなく、第二波第三波来ると言われていますようななかでこれは繰り返されるのが何かってことなんですけど、これ補償なき自粛っていうのは必ずやってきます。そう考えたとき人々の生活をどう支えるかということが根本にないとまずいです。なぜならばこれは日本経済ですね。これ人の命と経済っていうのは両輪です。で、自粛を求める上で補償がない。ということになるとやはり、皆さん生活が厳しくなりますので、その分お金も回らない状況になると厳しいですね。だからとにかくそれでも家でずっとテレワークをできる人たちばかりじゃありません。そういう人たちに対して、いわゆるエッセンシャルワーカーですね。そういう人たちに医療従事者であったりとかそういう供給サイドに立つ人たちに対して、危険手当というものを出していかねばなんないだろうと、そう考えた場合、例えば1ヶ月、いくら長いロックダウンでも1ヶ月を考えれば、まずは基準としてはいいのかなと思います。状況によっては変わりますけれども。あくまでも試算ですね。あと医療従事者、これ医師も歯科医師も、薬剤師も助産師さんでも看護師さんも入れた場合、これ一ヶ月危険手当、日給で24000円と考えた場合、月1055億円かかります。ほかにも保育、介護、一月もしやるとしたら336億円ずつ、他にもですね、コンビニの店員さん、食料雑貨とかそういうところで考えると、17万人います。月860億です。他にもタクシー運転手とか。休みたくても休めない。みんなが生きる上で必要というところですね。これ323億。そう考えると、合計で一ヶ月2910億かかる。これほんとは都がやるというより、国が実際に財政出動すればそれで済む話なんです。でも国はなかなか金出さないし、国に金よこせっていうような、国になかなか喧嘩したくないっていう意識があるわけです。地方にしたら。でもこれは国がやらないんだったら、都としてやると。じゃあその財源どうするんですかっていうことなんですけど、国からひっぱれないんだったら私はこれ、都債を発行してでもやらなきゃいけないことだと思っています。それでこの都債の発行についても色々ご意見があると・・・
企画委員 山本さん、時間をオーバーしていますのでもう一回後でその
山本 わかりました。ありがとうございます。
- 質疑応答⑩
企画委員 はいでは宇都宮さん。宇都宮さんもですね社会的弱者、非正規、シングルマザー、そういう方への配慮ということを、一番なんですけど、具体的な政策として何が一番必要なのかということ、それから山本さんが主張されていることとの違い、この点はどこにありますか?
宇都宮 コロナ災害によって一番しわ寄せを受けているのは、社会的に弱い立場にある人だと思いますので、そういう人たちを支援する対策は共通しているのかなと思います。基本的に雇用を守る、住まいを守る、そして営業を守る、こういうことをきっちりやっていかなきゃならないと思います。これまでは、仕事を失い、住まいを失い、営業継続は困難だとこういうことは一部で補償も必要でしょうしやっぱり企業の雇い止めや、解雇。これはやっぱりやめさせる。あるいは住まいについては、ちゃんと住まいを提供する。例えば私の方は家賃補助制度とかですね、災害救助法は仮設、借り上げて住居を提供するそういうこともできると思います。そういう対策をやるというのと同時にPCR検査の積極的な整備っていうことが重要だと思いますね。PCR検査だとか抗原抗体検査。これ日本は非常に遅れてます。5/11に、17道府県の知事が緊急提言を出した。積極的な検査をやって、無症状の患者を隔離して、できるだけ仕事を継続できるようにするという、こういう体制を早急に整備するべきだと思います。
- 質疑応答⑪
企画委員 それでは小野さん。先程経済を回すとおっしゃってますが、第2波が来るかもしれないと懸念される中で、経済をどうやって回していくのか。というところを具体的にお話ください。
小野 やはりその前提には正確なサーベイランスが必要だと思います。どういうところで感染が拡大して、あるいはしつつあって、そしてそれがどれだけ広がるのかってことを事前にデータに基づいて予測すると。ということを東京都ももっと追求すべきだと思っています。それが危険な段階で自粛情勢をしていく。今歌舞伎町がそういう状態にあるわけなんですけども、それ以外のところで不安に陥って、例えば東京アラートなんかはレインボーブリッジが真っ赤になってですね、街中がどうも危ないんじゃないか、というようなことになりましたけど、そうではなくて、本当にリスクのあるとこだけしっかりと対策をする。そしてモニタリングができるようになって、それ以外のところはしっかりと日常に近い経済活動ができるようと。そういうことを科学的に実践をしていく。これが大事なことだと思います。
- 質疑応答⑫
企画委員 はいありがとうございます。ちょっと話が先程途中で切らせて頂いたので、ちょっと山本さんと小池さんにお伺いしたいと思うんですけれど。もう一度山本さんに、負債について、その規模についてお話していただきたい。そして小池さんにその実現性について現職としてどのようにお考えになるかお聞きしたいと思います。山本さんお願いします。
山本 ありがとうございます。基本的には国からこういう緊急事態のときには財政出動を大胆にしていただくということが一番重要なことだと思います。で、国はその気がありませんでした。なによりもこのコロナ災害っていう部分に対して、災害と指定することはしなかったということですね。災害対策基本法の災害ということに含めることをしなかった。どうしてかっていうとコストがかかるからだ、そういう話だとわたしは思っています。そう考えるとやれることはなにかというと、やはり自分たちの資金でやるしかない。でも手持ち資金でやるにはかなり広範な、そして手持ち資金でやるにはかなり浅くなってしまうことですね。この緊急事態時に日本の人口の1割を預かる東京。日本の人口の日本のGDPの約2割を預かる東京をやはり底上げしていくってことは、絶対的に必要だと思っています。その財源は何かというと地方債です。この地方債に関してどれぐらいの資金を調達できるのかってことですけど、東京は超優良財政団体ですので、そう考えると他の都市と比べても圧倒的に、これは資金を調達できる能力があると。これは総務省にも確認しております。実質公債費比率1年間の収入の中で年間のローン、支払額ですね。それを考えた時に東京は、1.5です。全国平均は10.9。圧倒的ですね、東京は。例えばですけど、これ緊急事態ということを対象にされた地域。たとえば北海道を見てみると20.9ですよ。大阪でも16.8。そう考えると東京の1.5というのはどれくらい自分たちで調達をできるのかっていったら、20兆円というお金を調達したとしても、これは総務大臣の許可が必要な、実質公債費比率の18%を超えるっていうというところにまでいかないと。逆にそういうものを調達したとしても、これは東京の信頼というものがあれば、これは市中でも、金融機関でも、これは喜んで買ってもらえる話であろうというふうに確認をとっております。なのでこれがやれるかやれないかというふうになると、これはおそらく現職にはジャッジできないです。なぜならばやってないからそれ。
- 質疑応答⑬
企画委員 えっとこれに対して、小池さん。現職として今のご発言に対する評価をいただきたいと思います。
小池 ご承知の上で地方財政法という法律がありますけれども、その上でお聞きになっているのかと存じますが、あの地方債の発行にはいくつかの条件というものがございます。それはですね、適債ということで、債権を出すに当たって、それが適しているか否かということで、例えばそれをどういう目的で使うのかということによって縛られるわけであります。総務省にどう何をお尋ねになったかよく分かりませんけれど、それがルールとなっております。そして仮にですね、15兆円という数字を上げてらっしゃいますけれども、15兆円を発行したその時に返済に要するお金というのが、年間で約1.5兆ということになります。で一般財源が7兆円この東京都の財政でありますが、あの全体は14兆円になりますけれども、その7兆円の中で毎年、1.5兆借金返しをしていくと、いうことは他のところを削っていかなければならないという現実的な問題がございます。そしてやはりここで、一気にその分をばらまいてしまうことの。その後の後遺症をどうやっていくのか。それらを考えた上でしっかりと、リアルに、そして責任をもって都政をすすめていきたいと考えております。以上です。
- 質疑応答⑭
企画委員 山本さん、手が上がってますけれども、ちょっと次の質問に移らせてください。あのまた最後に時間をつくりますので。
企画委員 森田と申します。今日はありがとうございます。東京オリンピックに関して質問したいと思います。まず小池さん以外の4人の方にお伺いしたいのがですね、東京オリンピックの開催についての基本姿勢というのをまず伺います。仮に開催っていうふうにおっしゃる場合は、追加費用の問題というのが必ずつきまといますので、それをどのようにお考えかということをお伺いします。それから仮に中止あるいは反対とおっしゃる場合はですね、その理由とそれ以外のオリンピックの代わりの施策をどのような方向に向けるのかということをお教えください。お願いします。宇都宮さんからお願いしてよろしいでしょうか。
宇都宮 先程もこの点についてはお話しましたけど、やはり感染症対策の専門家の意見というのが重要だと思っています。感染症対策の専門家が、来年のオリンピック開催は困難だと、それは様々な観点から判断されると思いますけど、そういう判断をした場合はですね、選手の健康の問題もありますし、そこの聴衆の安全というのもありますので、私は積極的にIOC国際オリンピック委員会に中止を働きかけていきたいと思っています。そして中止によって浮いた予算というのは、それこそ第2波が予想されるコロナ災害の被災者支援に充てたいと思っております。
企画委員 宇都宮さん、その専門家の方というのは。いつ頃までに判断されるということですか?
宇都宮 これ日本の国内の専門家だけではなくて、WHOですかね、最適な機関の判断もかなり重要かなと思っていますし、それはかなり早い段階でできるんじゃないかと思っています。特にオリンピックの場合は、国際的なイベントですので、日本だけが感染症が克服されてもだめですよね。世界各地でまだパンデミックが蔓延している状態では、選手が集まれないですからね。そのへんの、国際的にはWHOというそういう機関の判断っていうのは尊重しなければいけないかなと思っています。
- 質疑応答⑮
企画委員 では次に小野さんお願いします。
小野 はい。わたしは東京オリンピック、パラリンピックは2024年に延期をして行うということを目指したいと思います。もちろん今、小池都知事も、IOCもですね、組織委員会も、1年伸ばして21年ということで動いていらっしゃいますが、先程宇都宮さんもおっしゃったように、一年後の感染状態がどうなっているかというと、非常に悲観的なんではないかと。公衆衛生がなかなか優れない国においてもまだ感染拡大が止まらないということですので、そういった方々とアスリート、それから観客がですね、訪ねられるのも非常に難しいんだろうというふうに思っています。2024年、フランスの方も準備が滞っているということもお聞きしておりますので、これはもちろん交渉次第ですけれども、IOC、あるいはフランス側と協議をしながら、その可能性を探っていきたいと思います。
企画委員 ありがとうございました。立花さんいかがでしょうか。
立花 はい。わたしはNHK時代にですね、スポーツを専門家で、実はIOCと直接日本の放送権のやりとりをしている仕事をしておりました。で、先に結論を申し上げると、小野さんと同じで、4年後、あるいは2年後に開催と。2年後の冬季の北京を4年後にずらして、東京を2年後にする。あるいは小野さんのように4年後のパリをずらして東京でやる。この判断は東京でやるのではなく、IOCにやらせるということですね。最終的な調整をIOCにさせる。そうするとIOCがその費用を負担しなければいけなくなるということで、しっかりとこれはIOC側に全体の調整をさせるということですね。IOCは世界中のテレビ局。特に日本の場合は、NHKが電通を経由して、私がやっていたときは200億円くらいだったんですが、今電通経由して350億くらいになっているようなので、電通さんに最終的には負担してもらえばいいと思ってます。
企画委員 山本さんどうですか。
山本 はい。私はオリンピックは中止すべきだろうというふうに思っております。保証がないということです。コロナには特効薬もワクチンもないわけですね。そう考えた時に、やるぞやるぞといってやることだけを考えていると、かなりこれはこの先、対応を間違える可能性が高いということだと思います。で、再延期って話になってますけど、24年パリで、28年ロスということは既にあるわけですよね。それをどんどんずらしていくということが本当に可能なのか、ということ。特効薬もワクチンもない中で、日本にオリンピックを呼ぶということは、これまでの中では日本は感染者数が低いと世界でも先進国の中で、とも言われてます。その中で海外からその沢山感染者が出たような国で、次々と日本にお客様が来るということは、これは培養シャーレーみたいな状況になっちゃうんですね。東京がね。本当に皆さんに安全で楽しんでいただけるかというと、私は難しいと思う。だからこそこれは早く、安全に、できないということを早くIOC側に伝える、開催地としてそれを伝える。もしくは、それでいてもその部分に対して経済的に打撃を受ける方がいらっしゃいます。お話が上がっています。たとえば居酒屋の喫煙ブースをつくるはずだったひとり親方とか小さな工務店とか。そういうところにまた別の問題です。喫煙の問題だったり、分煙の問題だったりというのは進めなきゃいけませんので。オリンピックがやろうがやるまいがちゃんと、予算をつけていく。ということをやってくくべきだと思っております。
- 質疑応答⑯
企画委員 山本さんちょっとお伺いしますが、その手続としては日本のほうからIOCに中止を申し入れるということでしょうか。それもタイミングはいつ頃を考えられていらっしゃいますか。
山本 これはわたしはすぐにでもいいと思っています。安全に開催できないということを、開催国として主張する必要があると思っています。これコロナウイルスっていう部分はこれ、誰のせいですかってことです。不可抗力ですよね。だとするならば、それによって違約金、勝手な判断でやめるってことじゃなくて、これは世界中が大変な状況にあって、その中で来年のオリンピックっていうのは現実的ではないし、東京で安全に開催というのは難しい。そう考えるならば開催都市としては中止ということを、IOCに伝える必要があると、そういうように思っております。
- 質疑応答⑰
企画委員 小池さんにおうかがいします。もう一回。追加負担についてこれに関するお考えを。かなり東京が負担しなければいけないような現状だと思うんですけど、IOCとの交渉の余地があるか、それから来年が開催できない場合、再延期のお考えに関してはいかがかということと、あるいは大会の簡素化っていうことでは、無観客の開催というのもかなり、話としては上がっていると思います。このような簡素化に関してのお考えというのをお伺いできればと思います。
小池 オリンピック、パラリンピックの今年の開催、来年に延期されました。またその次の年という話もいろんな方がおっしゃっておられましたけれど、アスリートにとってみればですね、さらに一年伸びるというのは、かなり厳しいというか全く違う大会になってしまうと、いうことであります。そしてまた中止をという話でございますけど、しかしながらこれまでもずっとIOCと、IFと、そして国の組織委員会、国、東京都と、これまでも何度も、いまはテレカンファレンスですけれども、議論を続けているところであります。先程申し上げた3つの柱でいきましょうということが今決まっているところでございます。つまり、簡素化をしていこう、縮減をしていこう。費用ですね。そして都民、国民の理解が得られるようにと課題はいくつもあります。例えば水際対策をどうするのか、選手村での安心安全確保をどうするのか、観客の方をどうするのか、いくつも課題はございますけれども、それこそ新しいオリンピック、パラリンピックをその象徴をつくっていくんだと。ということで、知恵、工夫を出しながら、関係者の皆様方と話し合って、そしてしっかり国民の皆様、都民の皆様と、そして何よりアスリート、子どもさんの期待に応えていく必要があると考えています。
- 質疑応答⑱
企画委員 小池さん追加で申し訳ありません。IOCは追加でだいたい850億円の負担に応じるというような考え方を先に打ち出しております。そうすると、3000億円以上とされる追加負担でその大半を東京がかぶることになりますが、その財源っていうのはいかがでしょうか。
小池 まだその数字が固まったわけではございません。1年間これで伸びているわけで、それに関して例えば展示場など、もう会場をオリンピック用に改築しておりますのでその間使えないとか。そういった費用は生じてくるかと思います。ただ、大会の持ち方をどうするのか、大会の開会式。華ですね、開会式閉会式をどうやっていくのか、どういったことで節減ができていくのか、それはまさしく現場でそれぞれ日々、関係者と話し合ってすすめているとこであります。
企画委員 どうもありがとうございました。
- 質疑応答⑲
企画委員 すみません、質問者かわります。企画委員のセブチと申します。コロナと五輪以外のことでちょっとお伺いさせていただきます。今まで少し出てるんですけど、カジノ含む総合型リゾート施設。その誘致に関して質問させてください。今の所、小池さんもさっきおっしゃっておりましたけど、メリット、経済的成長っていうメリット、またギャンブル依存症っていうデメリットとの両面をふまえて検討するということで、はっきりと賛否を明らかにされてないんですけれども、この選挙戦でですね、やはり小池チームはこの賛否は逆に明らかにすべきじゃないのかと、いうふうに私は考えております。そこで候補者のみなさんに改めて、もう一度、このカジノを含むリゾート施設の東京都の臨海部の誘致ですね。それに対する賛否について伺いたいと思います。じゃあ、山本さんからお願いします。
山本 ありがとうございます。素晴らしいその根本的なことをお話頂いたと思います。要は誰かから搾り取る、誰かの負けによって利益を得るというのがこのカジノの本質ですよね。そう考えるならば日本人の金融資産を海外企業に差し上げるようなこの博打稼業をですね、日本の中でやらしていいのかと。もうすでに日本の中ギャンブルで溢れてますよ、という話ですね。そこに対して税金を使ったりだとか、それだけじゃなく搾り取られるようなことっていうのがあっていうのかっていうふうに私は率直に思います。アメリカサンズっていうのもこれ撤退って話ですよね。そういう考えるとしたら、もうすでに日本のカジノの計画としては、もう詰んだと、言っていいのではないかと、そのように思います。なのでもう、東京都としてやらないってことをはっきり言っちゃえばいいのに。どうして言えないんですかね、小池さん。
企画委員 すみません、じゃお答えいただけますか?
小池 かねてより申し上げておますように、まず外国人の旅行客をはじめとする観光経済への成長、これをですね進めていくというメリットはあります。まさしく、稼ぐ東京であります。一方で先程から出ておりますように、依存症の問題等があるわけでございまして、ここをずっとメリット、デメリットの検討をしているということでございます。国もですね、様々な計画が今後ろ倒しになっているというように聞いております。それらのことをみながら、総合的な判断、検討をしていくということであります。
企画委員 はいありがとうございます。じゃあ小野さんにも伺います。小野さん賛否についていかがでしょうか。
小野 はい。わたしはIR推進派です。理由はやはり、インバウンドの方はじめ、カジノがあることがかなり大きな都市の魅力にはなると思います。もちろん宇都宮さんや山本さんがご懸念のようにですね、それで中毒になってしまうというような対策は、特に国内の方にとってはこれは必要不可欠だというふうに思っています。その対策をもちろんすることが前提でございます。それから、あともうひとつですね、わたしが大事にしたいものは、選定過程ですよね。これも非常に問題が多くて、このことによってやはり計画をどうしようかっていうことで、なかなか進まないところがあるんですが、この選定のプロセスについて、明快なですね、透明な、プロセスというのをしっかり進めていくというのが、大前提だというふうに思ってます。
企画委員 ありがとうございます。では立花さんいかがでしょうか。
立花 はいわたしは元パチプロというですね、いうちょっと由々しい肩書をもっていますので、まあギャンブルの専門家なんですね。で、宇都宮さんや山本太郎さんがおっしゃってる、負けた人から搾り取るっていうのは、パチンコや地方競馬、地方のその競輪とか、オートレース、こういったものはそういうのあるんですが、実際にカジノって外国でやってみると本当にお金持ちの方がやっておられる、なんていうかジェントルマンの社交場なんですよね。そこに入場する時に、クレジットカードであったりマイナンバーカードとか、ある程度のお金に余裕のある方以外の入場さえ、お金のない人は入場できない、あるいはそういう方はすごく低利なね、1円とか5円とかその程度の賭け金にしてですね、やればそんなにそう懸念されるようなことはないと思います。とにかく日本でカジノをしないと日本の資産家がどんどん海外に、例えばインチョンとかにですね、流れていってますから、これはぜひともつくるべきだと思います。
企画委員 はい最後に宇都宮さんいかがでしょうか。
宇都宮 IRカジノの誘致に関しては外国人の観光客を呼び込むという大きな目的だと言われますけれど、実はカジノはまだ日本ではできてないんですけど、この間、外国人観光客、コロナウイルスの感染症が拡大するまでは、相当な数年々増えてきてたんですね。呼び込むためにはやっぱり日本の文化や伝統、自然環境、こういったことが大きな魅力になって、カジノをわざわざ設けなくても、外国人観光客はこの間増えてきたと思っております。先ほどお話しましたように、カジノを誘致するとですね、これは私の長年取り組んできた多重債務問題の再燃とか、ギャンブル依存症の問題とか、治安の悪化などですね、悪影響が考えられます。実は韓国のカジノはですね、江原(カンウォン)ランドだけは韓国人が入れるところなんですけど、そこが一番黒字になっているんですね。だから外国人の観光客を仮にやるとしたら、すべて日本人は出入り禁止くらいならまだいいんですけど、日本のカジノのあれは、日本人は一定の規制はありますけど誰でも入れるということで、まあ1800兆円っていう個人金融資産は私は、狙われていると。そういうことで、人の不幸を沢山生み出すような産業でわたしは政治家はもっと道徳、倫理を考えなきゃいけないので、こういうカジノで経済成長なんが考えるべきじゃないと思っています。
- 質疑応答⑳
企画委員 ありがとうございました。続きまして情報公開について伺いたいと思います。小池さんは東京大改革の一丁目一番地と、情報公開を位置づけて訴えてやってこられました。ただですね、都政の透明化という点で、豊洲移転の基本方針についての財源や運営費を検討した記録などが残ってないと。またカジノ関係の情報公開を請求しても、いわゆるのり弁でしか公表されないと。小池さんはのり弁を批判されていましたけれども、のり弁状態の情報公開も東京都として行っていることもあると。都の情報公開についてどうあるべきかということについて、皆さんに伺いたいと思います。では、まず小池さんからもう一度改めて。都の情報公開は、今、十分と言えるでしょうか。
小池 情報公開、都政の見える化は東京大改革の一丁目一番地です。それによって条例の改正も行うことで、手数料を0円に致しました。で、コピー代につきましては20円から10円にというふうにさせていただく。つまり、ホームページにアップをするということで、皆さん必要なところをダウンロードするという方法に変えたわけでございます。これがまず情報公開の構えであります。それから、いま具体的なお話がございましたけれども 、IR についての情報公開請求がございました。この件についてのり弁とおっしゃっているのですが、相手が国でございますので、国の了解を取るという必要がございまして、そこがまだ了解がないということから、情報の公開をそのような形でお返しをさせていただいたということであります。豊洲の件につきましては、これまで何度も都の研究会等々を開いて参りました。そして、最終的に専門家のみなさま方の判断も頂戴をいたしまして、豊洲のオープンということを決めたわけでございます。それらに関しての情報については、都の方でしっかりと確保していると。そして最後、私自信の政策判断ということでございます。
企画委員 都の情報公開ということについて、他の候補者の方にも意見を伺いたいと思いますそれでは立花さんお願いします。
立花 はい、ありがとうございます。情報公開、もうほんとこれ、我々公で仕事をする人間には当たり前のことです。私も携帯電話の番号も晒していますし、自分の彼女と別れた、付き合ったとか、そういうことも全部出しています。党のお金を借りてるとか、これだけ情報開示をしている。そうすると、いろんな人にやっぱりネット上、特に叩かれます。でも、そういう批判に対してもブロックをするあまり、しつこい人に関しては、我々の党の姿勢をご覧いただければ分かる通り、全て本当に透明化しているということであります。どうしても、やはり政治家の方は守りに入って、情報公開、開示をされない。特に私も森友学園の籠池さんであったり、自殺をされた赤木俊夫さんの奥様とも連絡を取りあっておりますけれども、とにかく今この国の政治家は、東京都だけでなく、情報を隠す、隠蔽する、そういった人が出世をするということで、本当にずるい社会になっていると思いますので、私はしっかりと情報公開してまいります。
企画委員 はい、ありがとうございます。では、小野さんいかがでしょうか。
小野 はい。私も熊本県庁でやっておりましたが、徹底的な情報公開というのは、これはもう後世に対する責任を果たすという意味でも大事だというように思います。今デジタル社会でですねブロックチェーン技術を使ったりして、しっかりとセキュリティも確保しながら安定的に大量のデータを保存するという技術もできていますので、保存しきれないから、例えば4年で廃棄しましたというのはことですね、しなくてもいいような時代になってきてると思います。そういう意味でこのICT社会にあってですね、もっともっと幅広くそして歴史家の批判に耐えうるような情報公開というものを、東京都が率先してやっていければいいかなと思っています。
企画委員 はい、ありがとうございます。では宇都宮さんいかがでしょう。
宇都宮 情報公開は民主主義の通貨と言われています。民主主義社会においては、情報公開は決定的に重要だと思います。ところが、日本というのは非常にまだこの点遅れていますよね。情報公開きっちりやるためには、公文書の管理をきっちりやらなきゃいけないです。ところが、国レベルでもよく問題になりますけれども、その公文書を作ってない、あるいは、改ざんする破棄する、こういうことがあったら、情報公開の意味がなくなるわけですね。その辺の問題をやっぱりきちっとやらなきゃいけない。で、小池さんの方でですね、手数料を安くしたっていうのは非常に良いんですけど、先ほどから話が出てますけれど、カジノの問題は私関心がありまして、江東区が対象になっているんですね。青い海と書いて青海地区がどうも立候補地に上がっているので、関心を持っているんですけれども。国が出さないなら、ぜひ国と交渉して、都民の前に明らかにしてもらいたいと思います。カジノ問題。それから、豊洲は活かす築地は守るという方針転換されましたけれども、やはりその決定過程とか内容についても、非常に不透明な感じがします。ですから、小池さんが知事になったときに、都の伏魔殿をなくしていく、明らかにするんだ…ということは良かったんですけれども、ご自分の問題についてはちょっとその辺が不徹底なのかなと思っています。
企画委員 はい、ありがとうございます。では、山本さんお願いします。
山本 はい、ありがとうございます。あの質問者の方からも頂きました通り、カジノ誘致の検討その中身っていうのを情報公開請求したらもうのり弁だったと、真っ黒だったと。これ以前にもありましたよね。真っ黒ということではなくて、たとえば豊洲移転に関することですね。この基本方針の決定過程の記録というものがないじゃないか、ということを突っ込まれたときに、それは AI だからです、とお答えをされた。本当にもう、これはつける薬がない世界じゃないかと思うんですね。情報公開が一丁目一番地ってどこに行ったんですかっていう話です。そういう意味で、本当にありえないと。そう考えると、これからおそらくソサエティ5.0、これ政府が言ってることと、東京都がこれからやっていこうとしていること、これは軌を一にしているわけですね。ということは、これ経団連がやりたがっているようなスーパーシティですね。これも東京都はやっていくんだろうと。住民合意、これ国会でも問題になりました。この住民合意が区域会議という推進ありきの人々が決めていくようなところでやられてわけですね。だから、住民置いてきぼりで進められる可能性があると考えたときに、非常に恐ろしい。これは知事が変わってもらわなければだめだなと思います。
- 質疑応答㉑
企画委員 はい、ありがとうございました。それでは、またちょっと違う角度の質問をさせていただきたいと思います。これ都庁の記者クラブからの質問であります。都知事に就任した場合、どなたを副知事に任命したいですか。ちょっと具体的な質問なんですけれども、立花さんからお願いします。
立花 また僕からなんですね。僕からでいいんですけど、皆さん一応1分って決められた時間はやはり守って議論していただきたいなと。当然、あの知事や宇都宮さんいろんな事を話していらっしゃるのですが、私と小野さんは必ず1分を守っていると思いますので、やっぱりルールは守るっていうことをしていただきたいと思います。で、都知事については、もちろんまだ堀江貴文さんが立候補されるかどうかっていうのは、今日のお昼に判断しますので、堀江さんが立候補されないということであれば、私は堀江貴文さんを副知事にしたいと思っています。
企画委員 ありがとうございます。では、宇都宮さん、いかがでしょうか。
宇都宮 副都知事にどなたをというのは全く考えていません。いずれにしても、都政に精通している方、行政の問題に精通されている方がふさわしいと思っております。それから、できれば女性の副知事がいた方がいいのかなと思ったりしております。具体的なことはまだ考えておりません。
企画委員 はい。山本さん、いかがでしょうか。
山本 ありがとうございます。副知事って四人でしたっけ。4人でしたっけ、小池さんすみません、勉強不足で。ありがとうございます。この候補者のなかで言うと、やはり私は宇都宮さん。現場のことをよく分かってらっしゃる。それで、やはり困った方々に寄り添うという心を持った方。そして、もう一人は小野さん。それは行政マンとして非常に優秀であろうと私は思っております。他にも、もしも四人という枠があるならば、私は障害当事者の方だったりそういう方を入れたい。立花さんを入れちゃうと、本当に NHKをぶっ壊すことになっちゃうと困るので…すいません(笑)。
企画委員 ありがとうございました。小野さんいかがですか。いまご指名もありましたけれども。
小野 山本さんご指名いただいてありがとうございます。まあ、私はまだちょっと実名を出すと、なかなか大変なことになってしまうので、どういう素質を持った方ということを申し上げたいと思いますけども。まずはやはりIT に強い人です。 IT、 AIに強い人です。特に、これからデジタル化をもっともっと、行政もそして民間も含めて、セキュリティの強化も含めやらないといけないといけないので、そこにしっかりと、まあ、宮坂(現副知事)さんも 非常に素晴らしい副知事だと思っていますが、ITに強い方を。そしてもう一つは、先ほど冒頭に申し上げました、コロナによって災害に強い、コロナに負けない都市を作らないといけないので、 都市計画の専門家。これから新しい街をどういうふうに作っていくのかというところですね、しっかりとビジョンを持って、そして実務もやれる、そういう人をお願いしたい。それから、あともちろん都庁で信頼がおける、職員から信頼されている方をプロパーとしてですね、お願いしたいと思います。
企画委員 はい、ありがとうございました。では、小池さん最後に。
小池 私は素晴らしい4人の副知事に支えられて、現在も都政を最優先に、この選挙戦向かっていきたいと考えております。都民のことを第一に考えられる、そのような方々。そして、都庁は組織としても大変大きゅうございます。そこをですね、皆の士気を高く持つためにも、いいチームでやっていきたいと考えております。現状で素晴らしいと思っております。
- 質疑応答㉒
企画委員 はい、ありがとうございました 。この後、個別の質問になっていきますけども。小池知事にお伺いします。 小池さんはですね、15日に都庁で開いた政策発表の記者会見でエジプト、カイロ大の卒業証書、卒業証明書という文章を報道陣に公開されました。ただ一部の都議から求めがあった都議会に対する提出にはまだ応じられておりません。議会は二元代表制の一翼を担っているのですから、 都民の代表者が集まる議会への提出をなぜ拒否されるのかと。その理由について伺いたいと思います。
小池 卒業証書はもう大昔、前世紀の話なのですが、それについては既にメディアでも何度も公開をしてきたということを申し上げたわけです。そして、今回なぜ改めて公開をしたかというと、これは都知事選において卒業証書の話ばっかりが先に来るのはいかがなものか。今日はこのように、非常にポジティブな建設的なご意見を伺っているわけでございまして、それを私の前世紀の卒業に対して時間を使うのはもったいない、このように考えたからでございます。
企画委員 議会に提出されない理由は何かあるのでしょうか。議会に出さない理由っていうのは。
小池 これまでに何度もお示しをしてきたとそのようにお答えをしております。それから議院運営委員会の方でそれを否決をされたと伺っております。
- 質疑応答㉓
企画委員 また小池さんに別の質問です。築地を残すということで築地の市場機能を残すとともに、食のテーマパークを作るという話がございましたが、この構想は現在どうなっているのでしょうか 。これは視聴者からの質問です。
小池 視聴者というのはどういう方なのでしょうか。
企画委員 これを見ている方ですね。記者クラブの会員の方です。
小池 築地を活かすということは、これは言わずもがなでございます。市場機能については、市場に関わる方々がお決めになるということでございます。いま十分豊洲が機能している。そして、ちょっとコロナで大変でしたけれども、また活気を取り戻すということでございます。また食ということにつきましては、東京の大きな魅力の一つでございます。築地という世界に知られている土地、これが東京の魅力を倍加、今後とも倍加してくれるものだと、このように考えております。
- 質疑応答㉔
企画委員 もう一件あります。小池さんは東京版CDC を作るという構想を先ほどお話しされました。CDCは全国的な課題であって、ただ都だけで機関を作っても看板倒れになってしまうと、そういう指摘がありました。また、小池さんは備蓄していた防護服を30万着以上中国に寄付された。こうした医療関連物質の備蓄をですね、しっかりまたやるべきではないか、そういう質問もありましたが、いかがでしょうか。
小池 衛生資材の備蓄、これについては着実に進めております。中国に対して送りましたのは、ちょうど時期が切れるところと、新しいものを購入したのとが、ちょうどダブルになっておりましたので、有効に活かさせていただきました。今後ともマスク、防護服、ガウンなど…これまでガウンは備蓄のなかに入っておりませんでしたけれども、今回のニーズに応じて備蓄もしっかり進めてまいります。そして、最初ご質問は何でしたかしら
企画委員:東京版CDC。
小池 一番重要な点でございます。これはですね、屋上屋を重ねるという気は全くございません。また、それ用の建物をまた作るなどということはいたしません。今回の最大の問題はですね、それぞれ情報共有ができたのか。そして、それがうまく機能的に進んだのかどうかということでございまして。東京は最も人口が多く、実際に感染者数も多く出ております。そういった意味で、感染症、疫学、こういったことを専門にと申しましょうか、そういう拠点を作るという意味でございます。もちろん国との連携を図りながら、効率的に進め、そして都民の命を守る、健康を守る、その拠点にしてきたいと考えております。
企画委員 はい、ありがとうございました。 質問団からの質問は以上で終わります。ありがとうございました。
- 各候補者より
司会 ありがとうございました。都庁の記者クラブ、それから視聴している記者の方から寄せられる質問などを参考に質問させていただきました。また、あの代表質問団との質疑応答では、今回の都知事選の争点というのを明確にするために、発言回数に若干差が出たということは、ご了承いただければというふうに思います。それでは、最後になりましたけれども、皆さんから締めくくりの発言をいただきたいと思います。コロナ後の東京のあり方ということなども含めまして、これもお一人1分で短くて恐縮ですけれどもお願いいたします。それでは、五十音順をひっくり返しまして、山本さんからお一人1分ずつということで発言しただいただければと思います。それでは、まず山本さんよろしくお願いいたします。
山本 ありがとうございます。今、東京のリーダー、もちろん日本のリーダーもそうですけれども、一番求められることは何かというと、やはり今が緊急事態ということだけではなく、コロナ災害の前から緊急事態だったんだという意識があるかということだと思います。もちろん、このコロナ災害によって多くの方々が傷つきました。そこに対して、大きく底上げをしていくということやらなければ、この先の世代が困るということです。先ほど、私が地方債によって東京の人々の底上げをするということを言いましたが、小池さんからは、先の世代に負担をかけるべきではないというようなお答えをいただきましたけれども、今の世代が倒れてしまえば、これ、将来世代に対して、より大きなダメージを与えてしまうことになります。だから、今やるべきことは何か。コロナ災害の先々のことに手当てをすることはもちろん、いま目の前の手当てをするということが何よりも重要であろう。生きてていいんだと思えることを、やはりいま政治が気概を見せる、そういう時だと思っております。ありがとうございます。1分(笑)。
立場 太郎さん、1分ありがとうございました。私やっはり何と言うか政治家ってね口だけじゃなくってね、口先では何でもいえるんですよ。山本さんのように、本当に熱意を持ってやる、やってくれるっていうね方がやるべきだと。政治をする。政治家とは何を言うかではなく、何をするかですよ。私は15年前にNHK職員、内部告発をして、NHKを実質クビになりました。その後、パチプロをしながらというのもありましたが、7年前に政党を立ち上げて、当時、山本太郎さんにちょっと応援をいただいたこともありました。今ここの政党の代表にまで、多くの国民の皆さんに、多くじゃないかもしれないけれども、押し上げていただいています。まさに、言うだけではなく、やってきた、実行してきたのが私の自信であります。ですので、これからの日本、これから混乱していくと思います。私や堀江貴文氏、こういったですね、言ったことをしっかりと実行できる政治家を、ぜひ都民の皆様に選択していただきたいと思います。以上です。
小池 1400万人都市東京。東京を支えるのは人です。子ども、女性、障害を持っている方も、そしてまた働くビジネスマンも、高齢者も、一人一人が自己達成ができる、自己実現ができる、そんな東京をさらに強化して参りたいと思います。東京は世界の経済の中心でもあります。いま国際金融市場が大きく揺れています。世界を俯瞰しながら、東京の成長戦略を練っていく。そのためにも5Gやオンラインでの様々な授業、診療なども進めてまいります。稼ぐ東京。そしてまた、一人一人の命と健康、そして未来への希望、これを持てる東京にして参りたい。尊敬するのは、第7代の東京市長、後藤新平であります。大きく全体を俯瞰して、そして壮大な計画を練りつつ、細かく一人一人の生活、命を守っていく。そのような、後藤新平のような市長のように、そして東京都知事としてこれからも頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。
司会 それでは小野さん、おねがいいたします。
小野 私は今回の都知事選挙で、それぞれの候補者の考えがどこまで深くて、そして実現可能なのかというのを、都民の皆さんにしっかりと吟味していただきたいと思いますね。残念ながら、前回の選挙は、やはりキャッチフレーズが踊ってしまったようなところが私には感じられました。私自身は、ほとんど皆さん、熊本以外の方はおそらくご存知ないと思いますけれど、行政の現場でしっかりと実績を作ってきたという自負もありますし、これから展開される選挙戦で、いったい誰が真摯に、そして本当に結果を出すような洞察力を持ってですね、実行ができるのかというのを、ぜひ選挙戦で皆さんで吟味をして、ご自身の頭で考えていただいて、行動していただければ、きっといい東京ができるんじゃないかと思います。よろしくお願いします。
司会 ありがとうございました。まだ十分にお伺いできなかった問題ですとか、取り上げられなかった質問もありますが、時間となりました。最後にですが、視聴してくださった方から、初めてのオンライン共同記者会見はいかがでしたかという質問が来ましたので、一言ずつ伺ってもよろしいでしょうか。それでは、宇都宮さんから一言お願いできますでしょうか。いかがでしたか。
宇都宮 コロナ禍でこういう Zoom 会議私もやってるんですけれど、遠くの人ともですね画面を見ながら話せる、しかも音声もよく聞こえて、非常にこれはこれからのひとつの会議のやり方、記者会見のやり方になるんじゃないかと思っております。ありがとうございました。
司会 ありがとうございました。小野さん、一言いかがでしょうか。
小野 私も非常にスムーズに進行ができたと思いますし、しっかりとした議論ができたと思います。こういったことが働き方も含めて標準になっていくのかなと思っていますね。どんどん政治家も含めですね 、活用を増やして行くべきかなと思います。本当に良かったと思っています。
司会 小池さんいかがでしょうか。
小池 これも新しい日常のひとつの形だと思います。また、私自身公務を最優先いたしますので、基本的にオンライン選挙でやっていきたいと思います。オンライン選挙、どこまで挑戦できるのか、色々と試してみたいと存じます。そして、私の考えを都民の皆様方に広くお伝えをしていきたい。そんな選挙にしていきたいと考えております。
司会 ありがとうございます。立花さんいかがでしょうか。
立花 はい、本当に事務局の方ありがとうございました。素晴らしい試みというか、これ本当に国会であったり、地方の市議会、県議会も、こういう状態で見える化したほうがいいと思います。我々、こう喋る人は、直接会ってこれまでやってきましたけれども、ご覧になっている方、いわゆる有権者の方からすれば、こういう形でご覧いただいた方が分かりやすいというのが明らかですし、まさに無駄な時間を省ける。もちろん、満員電車もなくなるということもありますから、今後もぜひこういうZOOMでの会議というか討論会を推進していきたいと思います。今日はありがとうございました。
山本 どんなに遠くにいても近くに感じるというのは非常に素晴らしいことで、こういう試みをやって頂いた主催者の方ありがとうございます。一方でですね、やはり尊敬する候補者の皆さんと実際に生で議論を交わせる時がこの選挙戦のなかであればいいと思っております。やはり、まだまだ伝えられてないことがたくさんあります。私の先ほどの財源の話なども、詳しく知りたい方はぜひれいわ新撰組のホームページとかYouTubeを見ていただけたらと思います。皆さんとまた生で討論できる時、議論できる時があるときを楽しみにしております。
司会 ありがとうございました。私ども日本記者クラブでもまた色々工夫を重ねながら バージョンアップしていきたいと思います。
代表質問団 代表団の川上です。今日はどうもありがとうございました。こういう形でも議論できますし、非常にこれからの東京都政にとって重要な選挙になりますので、ぜひ選挙期間中、皆さんがこうやって討論を交わす機会を作っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
司会 それでは時間が大幅に過ぎました。ありがとうございました。登壇された皆さん、告知前日という大変お忙しいなかお時間をいただきました。本当にありがとうございました。これで終了とさせていただきます。ありがとうございました。