秋元司議員事務所前でのカジノ誘致抗議行動

2020.09.19

今日は江東区の皆さんと一緒に秋元司議員事務所の前に、カジノの問題についての抗議行動を行っております。

秋元司議員は江東区選出の衆議院議員ですけれど、今年の1月に日本にカジノの進出を考えている中国企業からお金をもらったということで収賄罪で逮捕されました。ところが最近、贈賄側の関係者に対してお金を提供して虚偽の証言をするように働きかけをしたということで、組織犯罪処罰法の証人買収罪で再逮捕されております。

私たちは秋元議員に対して、有権者にこの間の疑惑についてちゃんと説明するように、説明責任を果たすように要求して参りました。けれども、彼はその責任をまったく果たしておりません。今回、組織犯罪処罰法違反の証人買収罪で再逮捕されましたので、改めてちゃんと有権者に説明するようにという公開の質問状も提出をして、このような抗議行動を行っております。

東京都は江東区の青海地区にカジノを建設しようとしております。現在調査をしているところですけれど、建設計画をすでにもっております。江東市民としては、江東にカジノはいらないという運動を立ち上げて、市民の皆さんと一緒になってこういう抗議行動、あるいは啓発活動や反対運動をやっているところです。今日の行動はその一環として、秋元議員に対して説明責任を果たすよう求めるとともに、江東区にカジノをつくらせない、そういう運動をさらに広げるために企画したものです。この問題については、最終的には小池知事がちゃんとカジノ誘致を断念するまで私たちは続ける必要があると考えております

カジノとはどういうような商売かと言いますと、基本的にはカジノで負けた人の犠牲に立った商売であり、何ら生産的な産業ではありません。負けた人の犠牲に立ってカジノが成り立っているわけです。したがって、地域の経済、江東区に対する貢献等はまったく考えられないような産業であります。人を不幸にするようなカジノというのは有害無益であって、絶対につくらせてはならないと私は考えております。